薬剤服用歴記録とは、薬歴ともいい、病院におけるカルテに相当するものです。併用薬の有無や体質など、患者様から情報を得ることで、薬の重複を防いだり、相互作用のチェックや副作用の早期発見につながります。
薬の重複
違う名前でも、効果の同じ薬があります。
相互作用
一緒に飲むと薬効が強まったり、反対に弱まったりする組み合わせがあります。 また、嗜好品との相性の悪い薬もあります。
他の病院にかかっているか
併用薬の有無
副作用の経験の有無
一般医薬品・健康食品の摂取
過去の既往歴
アレルギー体質
嗜好品(タバコ・アルコール等)
住所
電話(連絡先)
患者様の中には、病院で様々なことを聞かれたうえ薬局でも同じ事を言わなければならないのかとおっしゃる方もいらっしゃいますが、病院と薬局とで異なる視点から判断することにより二重のチェックができます。当薬局では、患者様と直に応対する中で、問題点をいかに見出し解決していくかに重点をおいています。
最近では、病院でも薬局でもお薬についての情報を印刷した用紙(薬剤情報提供文書)を渡すことが日常的となっています。他の病院や薬局にかかる際はこの用紙を持参していただくと薬の重複や相互作用のチェックがよりスムーズに行えます。